ここは、Chiang Maiの旧市街の中に
あります。
1411年に建立され、86mの高さが
あったらしい。
しかし、1545年の大地震で崩れ去った
と言う事です。
右の写真は、その仏塔です。
南東から見たところ。
南西から見たところ。
象が仏塔を支えています。
スコータイにも、
象が仏塔を支えている遺跡が、
いくつかありますが、
雰囲気が少し異なります。
参考までに、象が仏塔を支えている遺跡は
以下です。
①Sukhothai:
Wat Chang Lom
②Sri Satchanalai:
Wat Chang Lom
③Kamphaeng Phet:
Wat Chang Rob
東から見たところ。
南東から見たところ。
南から見たところ。
ここは、上段には登って行けません。
筒へ水を入れて、ロープで屋根の上へ水を運びます。
そして、筒へ繋がった別のロープを操作して、
筒を傾け水を掛けます。
やって見たが、操作がなかなか難しい。
写真には、その水を運ぶロープが3本写っています。
■余談
私は、2000年に仕事でタイに駐在し、タイの高速や、ビルの建築を見て、
素人の私でさえ、こんな建築で、もしも地震が来たらどうなるんだ?と
心配した事があります。
例えば、日本では、H形鋼を鉄骨にして、ビルを建てますが、
タイでは、鉄の棒をコンクリートの中に埋め込んだだけの鉄筋コンクリート造り。
その時に、周囲の人からは、「タイは地震が無い国」なので、心配はいらないよ。」と
聞きました。
でも、「ガイドブックに地震で仏塔が崩れたとあるじゃん。」と思った事があります。
そして、東日本大地震の直後の3/24には、
タイの国境に近いミャンマー東部大地震が発生し、地震規模は、M6.8でした。
地震の発生する頻度は少なくても、タイの大都市で地震が来たら、
壊滅的な被害が発生するのではないかと心配です。